もともとは建物解体工事のご依頼でしたが
お見積りのため現場調査に伺ったところ、室内が大変なことになっていました。
長らく空き家になっていたとのことです。
残置物やゴミがあるというだけではなく
窓ガラスも割れていたり無かったりしているため
室内も雨ざらし、野ざらし状態です。
空き家において珍しいことではないですが
なんらかの小動物が棲みついていた形跡もあります。
破れたカーテンやボロボロの障子や得体のしれない散乱物から
なんともいえない雰囲気が漂います。
回収作業を完了させ、解体工事部隊へ引き継ぎです。
お疲れ様でした。
「空き家問題」を強く実感した案件でした。
お隣にお住まいの方からは植栽が伸び放題で落ち葉や虫に悩まされていた。
というお話しをお聞きしました。
空き家とはいえお隣の家の植栽を勝手に切るわけにもいかない訳で
長らくお困りだったと思います。
少なからず臭気もあり、火事などの事故についてもご不安だったのではないかと想像します。
近くに空き家があるというだけで
自分の住まいの防災や衛生が簡単に脅かされてしまうのだな、と感じました。
近い将来5件に1件は空き家になるとの試算もあり、他人事ではないお話しです。。。
翻って「空き家を保有している」ことによるデメリットもありますね。
税金、管理する費用や労力はもちろんですが
使用予定や計画もなく、管理もできていないとなると
防犯・防災の他にも犯罪や景観の崩れなどにも影響し
他者へ迷惑をかけてしまう恐れが多分にあります。
弊社関連会社にて不動産事業も行っておりますので
空き家の売却・運用についてぜひご相談ください!!